たろべえじゅ通信

taroveju.exblog.jp
ブログトップ
2006年 02月 19日

郷土に根ざす民俗学写真家 八木洋行さん

f0031259_2333642.jpg

毎年2月17日、夜7時から10時まで藤枝市滝沢八坂神社境内で田遊び祭りが行われます。
藤枝駅から朝昼夕三本位だけ直通の出ている「上滝沢行き」静鉄バスに乗って「不動峡入り口」のバス停で降りるとすぐ前にある神社です。
2km上流に不動峡、3km上流に水車むらがあり、まさにここが我がふるさとの入り口です。
その年の豊作を祈願して、比較的ゆっくりとしたリズムの笛太鼓にあわせて唄と舞が次々と繰り広げられますが、中には芝居仕立ての寸劇調のものや獅子舞などもあり多彩な演目が特徴です。
このような郷土の伝統、伝承行事には必ずこの人、八木洋行氏の姿が見られます。
この日も早くから駆けつけたのでしょう。
火の横の一等席で素朴な祭りにご満悦の氏をすぐに見つけることができました。
今年も、市内外から見学に来た周りの人たちと洋行さんの詳しい解説を聞きながら唄や舞を楽しめました。
鎌倉時代に始まったとされるこの「たあすび」が戦争や自然災害や飢饉をも乗り越えて絶えることなく現代まで受け継がれてきたことが単純に素晴らしい事だと教えられました。
私もこの晩そこに居合わせた人たちと確かな伝承の一瞬を共有できたことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
2月17日は旧暦では満月にあたり、その昔は夜明けまで一晩中踊り続けたそうです。
満月の晩に豊作を願い酒を酌み交わしながら屋外で踊り明かす。。。
寒い冬の一番の楽しみだったに違いありません。
洋行さんの粋な解説で素朴な祭りを数倍楽しませていただきました。
同時に洋行さんは仕事としてではなく根っからの土着的民俗風習事愛好家なのだと今さらながら認識しました。
大好きな酒も飲まずに、純朴な少年たちの舞にただ感動し酔いしれている姿がとても印象的でした。
民俗学者としてはもちろん、写真家、各種企画プロデューサーとしても有名な方です。
毎週日曜夕方5時からのSBS静岡放送のラジオドラマ「すっとん静岡昔話」の脚本、解説、演出も長く続けています。
ぜひ味のあるラジオドラマと素敵な解説の声を聞いてみてください。
[PR]

by taroveju | 2006-02-19 00:36 | 素敵な人たち


<< キッズサッカースクール体験      ほうれん草と切干大根のおひたし... >>