たろべえじゅ通信

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2006年 02月 04日

川のクレソン

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クレソンを摘みにすぐ前の川に行こう。
立春とはいえ、外に出るとまだ寒さが身にしみる今日。

川へ続く狭い道をゆっくり下りると 川面をすーっと冷気が伝う。
脇の小川のゆるやかな流れに 身を任せながらも
踏ん張るように 白い根を漂わせ
寒さに震え 縮こまるように 皆で肩を寄せ合いながら
その一角一面を覆いつくしている。

喫茶店を始めてまもなくの頃
たった一株のクレソンをこの浅瀬に放した。
それが少しずつ根を広げ茎を伸ばし
いつの間にかその生命の緑が水面を隠し
それからずっとここを気に入り住みついてくれた。
台風で流されても水が涸れそうになっても。
その中の誰かが 生き残り子孫を残して。
十年経った今では 
なくてはならない 水車むらの確かな住人。
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by taroveju | 2006-02-04 14:10 | 水車むらの風景


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